【小田原・青みかん】夏だけの特別な味わい。栽培の裏側と、万能すぎる楽しみ方

青みかんについて

神奈川県西部の海と山に囲まれた小田原・江之浦。緑豊かな斜面でみかんの木を見上げていると、夏の日差しの強さを肌で感じる季節がやってきます。

鮮やかなオレンジ色に変わる前の、深い緑色の姿をした「青みかん」。あの色を知っている人は、普段どれくらいいるでしょうか。

実はこの青みかん、みかんを育てる上で欠かせないある作業の中で生まれる、夏だけの特別な果実です。今回は、普段はあまり市場に出回らない青みかんの魅力と、その美味しい楽しみ方についてお話しします。

目次

8月の青みかん。栽培に欠かせない「摘果(てきか)」という作業

青みかん

照りつけるような強い日差しの8月、みかん農家にとって大事な作業がやってきます。それが「摘果(てきか)」と呼ばれる間引きの作業。

みかんの木って、たくさん実をつける年と、あまり実らない年を交互に繰り返す性質(隔年結果)があるんです。そのバランスを整えたり、ひとつの実にしっかり栄養が行き渡るようにしたりするために、まだ青い小さな実を思い切って間引いていく必要があります。

この青みかんは、温州みかんを育てる過程で行われる摘果の時期にしか収穫できない、特別な果実です。深い緑色をしたこの姿は、お盆くらいの時期にしか見ることができません。収穫量にも限りがあり、まさしく旬の時期だけの期間限定となります。

本来なら捨てられてしまう…だからこそ伝えたい、この魅力

強い酸味とシャープな香り

美味しいみかんを育てるための間引きで摘み取られるものなので、昔はそのまま処分されてしまうことも多かったものでした。

でも、実際に手にとってみると、これが本当にもったいないくらい魅力たっぷりなんです。

完熟したときのみかんとは違って、とにかく香りが爽やかで、キュッと引き締まるような強い酸味が特徴。夏の暑い時期に、このキリッとした酸味がたまらなく美味しいんですよね。

しかも、実は「天然の健康食品」と言えるほど栄養も満点。ビタミンCやクエン酸はもちろん、果皮にはヘスペリジンナリルチンといった柑橘ポリフェノールがたっぷり含まれていて、疲労回復や美容にもすごく嬉しい成分が詰まっています。

お酒も料理もこれ一つ!万能すぎる青みかんの楽しみ方

青みかんのカクテル
青みかんでつくった僕が好きなカクテル「アペモーニ」

そのまま食べるにはちょっと酸っぱい青みかんですが、レモンやライムの感覚で使うと、夏の食卓が一気に楽しくなります。

  • お酒の相棒に: 焼酎のソーダ割りにギュッと搾れば、いつものサワーが格別の味わいに。レモンの代わりにカクテルに合わせるのも最高です。
  • 自家製ポン酢に: 家で青みかんをたっぷり搾ってポン酢を作るのもおすすめ。市販のものとは違う、フレッシュな香りが楽しめます。
  • いつもの料理にひと絞り: 焼き魚や唐揚げ、サラダにかけるだけで、爽やかな風味がふわっと広がって食が進みます。

夏だけの特別な味わいを、ぜひ体験してほしい

青みかんは1kgで20個くらいの収量

普段よく見るオレンジ色のみかんとはひと味違う、深い緑色の青みかん。収穫できる時期も限られているし、大量に出回るものでもないからこそ、知る人ぞ知る夏の特別な恵みです。

「今年はちょっと変わったことをしてみたい」「爽やかな酸味でリフレッシュしたい」という方は、ぜひこの時期だけの青みかんを手にとってみてくださいね。

内山柑橘園でも、こうした季節ごとの美味しい魅力をこれからもどんどんお届けしていきたいと思います!

内山柑橘園では、飲食店を営まれている方や、まとまった数量でのご購入を希望される方向けに、業務用価格での販売も行なっております。お料理のアクセントやドリンクに、この時期だけのフレッシュな青みかんを取り入れてみませんか? ご興味のある方は、当ホームページのお問い合わせページよりお気軽にお問い合わせください。

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