青みかんゼリーを『青いユメ』と名付け、ゼリーを作りたいと考え中の話

青みかんと石垣

新しい商品をつくるときって、最初からすべてが順調に進むわけじゃありません。 「どんな名前にしようか」「ラベルのデザインはこっちとこっち、どっちがいいだろう」なんて悩んでいる時間も含めて、実はすごくワクワクする瞬間だったりします。

今回の新しい挑戦である「青みかんゼリー」も、まさに今、そんな試行錯誤の真っ最中。 まだ決定していない部分も多いですが、「制作の裏側」そのものを、このブログでリアルタイムに残していけたら面白いなと考えています。

目次

夏の畑の営みから生まれる「青みかん」

青みかん
緑色の果実が青みかん

美味しいみかんを育てるためには、木にたくさんの実をつけたままにしておくわけにはいきません。ひとつの木に栄養をしっかり行き渡らせ、質の良い果実を育てるために、夏の時期に余分な実を間引く「摘果(てきか)作業」という大切な仕事があります。

このとき摘み取られるのが、まだ小さくて緑色の「青みかん」です。

これまで、この摘果されたみかんは、どうしても農作業の過程で「行き場のないもの」になってしまいがちでした。でも、僕にはこれがどうしても「捨てられるもの」とは思えなかったんです。

まだ熟す前の青みかんは、口に入れるとキュッと強い酸っぱさがあって、少しだけ苦味もある。だけど、それを上回るほどに香りがものすごく強い。 あの若々しくて弾けるような香りを嗅ぐたびに、「これって、この時期にしか味わえない最高の魅力なんじゃないか」ってワクワクしてしまうんです。

商品名の候補は『青いユメ』。その名前に込めた世界観

この青みかんを使ってゼリーを作ろうと決めたとき、真っ先に考えたのが商品名でした。

みんなが想像する、太陽のように輝いた温州みかんとは違い、夏の時期だけ顔をだす若い時期のみかん「青みかん」。 それはどこか、まだ何者でもないけれど、真っ直ぐで少し不器用な「青い少年」のようでもあります。青春の青臭さ、若気の至り、そして大人には決して真似できない圧倒的なみずみずしさ。

完成された大人にはない、未完成だからこその美しさや魅力。 それを表現する言葉として、『青いユメ』がいいんじゃないかと思ったんです。

「青みかんは、どうせ間引いたものだから安くていいや」なんて、そんなふうには絶対に思いたくない。この子たちが持つ個性をしっかり知り尽くして、一つの「宝物」として表現したかったんです。

ラベルデザインも作成中。

商品名が決まったら、次はそれをどんな形で表現するか。ラベルのデザインも自分たちで2パターンほど作ってみました。

一つは、英語で「AOI YUME」と大きく配置した、ちょっとかっこいい大人っぽさへの憧れをイメージしたデザイン(左)。あえてアンバランスさ(フォントや)を意識して、完成されていない魅力とふわっとした夢の空気感を狙ってみました。これはこれで広告っぽくて洒落ているんですが、どこか梅の加工品のような雰囲気も出てしまって、「うーん、ちょっと違うかな」と。

そしてもう一つ作ったのが、みかんの輪切りにした形と、宇宙や星空の星座をモチーフにしたファンタジーな世界観のデザインです。子供の頃に描き出すような、少しロマンチックで夢のある感じ。

「どっちがいいかなぁ」と悩んだ末、こちらの丸い方のデザインに決めました。直感的に「こっちのほうが『青いユメ』の世界観にしっくりくるな」って思えたんですよね。

大人になった僕たちだけど、心のどこかではいつだって子供のようなワクワクを持っていたい。 この『青いユメ』は、そんな僕たちの遊び心と、江之浦の夏景色がぎゅっと詰まったゼリーです。

最後に、完成は9月ごろ

太陽に向かって伸びるみかんの木と青みかん

色々と考えている途中ではありますが、肝心の『青いユメ』の完成は、9月ごろを予定しています。

8月末まで木の上でじっくりと果汁が含まれるのを待って、9月に僕たちが信頼している加工場へ持ち込んで製造してもらう予定です。皆さんのお手元にお届けできるのは、9月中旬ごろになるかなと思っています。

まだ完全に完成したわけではないので、詳しいお話は実際にゼリーができてからのブログでまた書こうと思いますが、これだけは伝えさせてください。

僕たちの畑で育てるみかんは、栽培期間中農薬不使用で、防腐剤やワックスなども一切使っていません。その分、毎日の管理や草刈りといった除草作業は本当に大変だし、みかん一つひとつにしっかり太陽の光が当たるように枝のスペースを確保したり、剪定で木を元気にしたりと、やることが尽きません。

だからこそ、完成するゼリーは、小さなお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、家族みんなに手にとってほしいなと思っています。 市販のジュースだと果汁数パーセントだったり、ゼリーでも多くて10パーセント程度だったりすることが多いですが、このゼリーは果汁50%を使用しています。

みんなが手に取ったときにワクワクして、そしてもちろん味も「美味しい!」と思ってもらえるゼリーを届けられるように、ここからラストスパート頑張ります。

もうちょっとだけ、楽しみにお待ちくださいね!

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